夏が来た!と喜んだのも束の間、正直連日の30度越えには閉口している。
22時を過ぎても明るいので、ちっとも夜だという気がしないことに加えて、
気温もなかなか下がらないとなると、寝苦しいことこの上ない。
正午。最高潮の暑さで全く食欲はないのだが、食べないわけにはいかない。
こんな時、日本だったら、お昼は素麺や冷やし中華で済ませるのに、
とつぶやいたところで、はて?と考えた。
この国には、食欲がないときに食べるような、涼しいメニューがあっただろうかと。
思えばドイツにはもう随分長くいるのに、ドイツ料理屋に入ったのは数える程度。
春にホワイトアスパラが特別メニューとして出回るように、
夏に特有のメニューが置いてあるかもしれない、と早速出かけることに。
結果は、ソーセージにシュニッツェル、煮込みにステーキと、
なんら代わり映えしないメニューしかなかったのだけれど、暑い暑いこんな年の夏も、
皆、こってりお肉をふぅふぅ言いながら、きれいに平らげてしまうのだろうか。
上の写真はレストランの天井。
ドイツ料理はあまり好きになれないけれど、内装は素朴で歴史を感じる所が多くて、好き。