前回の続き。
地元ドイツは晴天だったのに、ストラスブールはどんより曇り空。
おまけに途中で雪もちらつく始末で、寒さに震えながらの観光となった。
温かい格好をしてきたつもりだったのに、足元から凍えそうで、
改めて石畳の威力を思い知ったのだった。
蝋燭を見ていたって、灯してくれなきゃ温かくはないわけで、
暖を取るため建物の中に入ることに。まず向かったのはケーキ屋。
ここでパンやキッシュをつまみ、少し暖まったところで、また外へ。
途中、メリーゴーランドを見つけてしまった息子は、当然のことながら黙っているはずもなく、
寒空の下、何度もぐるぐる廻って喜ぶ彼を、震えながら見守る羽目に。
さて、息子も満足したところで、お次はPetite Franceへ。
本日最後の写真は、向かう途中に見えた、大聖堂。
一ヶ月も前の、しかも今となっては昨年の写真で申し訳ない。
思いっきり季節外れは承知の上で、これからしばらく、
お隣の国、フランスはストラスブールのクリスマス風景が続く予定。
さて、第一回はクリスマスマーケットの様子を。
クリスマスマーケットは大抵、クリスマスの一ヶ月前から始まり、
クリスマス前に終わってしまうものなのだが、ここストラスブールは年内中は開かれている。
わたしたちが訪れたのも、12月30日のことだった。
マーケットは一箇所でなく、街のあちらこちらに出ているらしい。
とりあえず、世界遺産、ノートルダム大聖堂前を目指すことに。
人出はなかなかのものだが、規模は小さくて拍子抜け。
売っているものも、わたしにとってはドイツのクリスマスマーケットのものの方が好みで、
欲しいものにまったくめぐり合えず、少々残念だった。
それでもホットワインを片手にぐるりと一周。
長くなったので、以下続く。
年始のご挨拶もせぬまま、一月も半ばが過ぎました。
今更ですが、今年もよろしくお願いいたします。
更に今更、ではございますが、年末の散歩風景をご覧くださいまし。
突然近所を散歩したくなったのには、ドイツの冬には珍しいほどの、
目も覚めるような青空が広がっていたこと以外にも訳があって、
近々この街を離れることが決まったために、急にここが名残惜しくなったから、なのでございます。
あとわずかなのだ、と思えば思うほど、退屈だと思っていたこの場所を愛おしく思うのですから、
人間とは(というよりわたしは)勝手と言うか、何とも妙なものです。
当たり前だと思っていた風景が、まもなく当たり前でなくなる、という事実は、
正直申し上げて、わたしにとっては大きな衝撃であったわけですが、
何とか前向きに考えようと自分を励ましている今日この頃です。
散歩写真は次回、ベンチ編へ続きます。
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