さて、オンフルールの続き。
旧港脇に、仮設のメリーゴーランドを見つけた息子。
大人はあやしい空模様に早く先を急ぎたいのだが、彼がこれをみて黙っているわけがない。
結局夫は四周ぐらい、つき合わされていた。
ところで、息子がメリーゴーランドに夢中になっている間、わたしは息子より寧ろ、この方々に釘付けだった。
「ここだけの話だけど・・・」「うんうん・・・」なんて会話が聞こえてくるようで、なんとも微笑ましかった。
そうこうしているうちに、やっぱり雨が降り始めた。
最初は
この程度だったのが、そのうち
こんな具合に。これほどの大雨に降られたのは何時以来だろう、というぐらいの降りっぷりで、
何故だか笑いがこみ上げてくるぐらいだった。
明日は念願のモン・サン・ミッシェル、晴れることを祈りつつ、宿に戻った。